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ベルリンのチームが優勝しないブンデスリーガ

プレミアリーグは、イングランドのプロサッカーリーグです。イングランドはサッカーの母国で、古くからサッカーが親しまれてきました。しかし、イングランドの最高峰リーグであるプレミアリーグは、まだ20年あまりの歴史しかありません。これには、複雑な理由があるのです。もともと、イングランドにはプロサッカーリーグが存在していました。

https://bmodds-hikaku.com/bundesliga/
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しかし、過激なサポーターによる威圧的な行為や、古いスタジアムなどの環境面が劣悪で観客数が少なく、人気が無いリーグとなっていました。そこで発足したのがプレミアリーグです。

1992年に発足したプレミアリーグは、莫大な放映権収入を背景に、スタジアムの改修やスター選手の獲得を進め、現在では世界でも有数の人気リーグとなっています。

大都市のクラブが強く、23シーズンのうちマンチェスターかロンドンに本拠地を置くクラブが22回優勝しています。プレミアリーグは歴史の浅いリーグですが、すでに世界を魅了するリーグになっているのです。

サッカーボール

フィールド

ご存じJリーグ

ブンデスリーガは、ドイツのプロサッカーリーグです。現在は3部構成の昇格、降格があるリーグで、全部で56のクラブが加盟しています。

ブンデスリーガは1963年にその歴史がスタートしていますが、この時点では当時の西ドイツ内にあるクラブのみが参加していました。東ドイツの地域に本拠地を置くクラブは、ブンデスリーガとは別のオーバーリーガというリーグに所属していたのです。

そして、1989年に起きたベルリンの壁崩壊を受け、1991年からは旧東ドイツに本拠地を置くクラブも参加する、真の全国リーグとなりました。サッカーの世界では、国の首都に本拠地を置くクラブが伝統的に強いとされています。

スペインやイギリスのリーグでは、マドリッドやロンドンのクラブが何度も優勝を飾っています。しかし、意外なことにブンデスリーガではベルリンを本拠地とするクラブが優勝したことは一度も無いのです。

ブンデスリーガは1963年に発足した比較的新しいリーグです。これからその歴史を積み重ねていくのです。

Jリーグ

Jリーグの歴史を知っておこう

サッカー好きな方ならまず知らない方はいないのがJリーグです。JリーグはJリーグカップの略で、Jリーグの歴史は1993年に初めてスタートしました。

当時のサッカーの世界リーグとは違うルールが存在していることから注目度も高かったです。そのルールとは延長Vゴール制とPK戦です。引き分けで終わることはなく、最後まで必ず決着をつけるというルールはサポーターをひきつけました。

1994年まではこの2つのルールによって順位が決められていました。ところが1995年になると勝利3、PK負け1という勝ち点ルールができ、1997年にはPK戦が廃止されることによって90分間での勝利3、延長戦での勝利2、引き分け1というルールになりました。

そして記念すべきJリーグが10周年を迎えた2003年には延長戦が廃止され、勝利3、引き分け1という現在の勝ち点制度になりました。実はこの間の2002年には歴史となるべきFIFAワールドカップ開催がありました。

これに伴い、日本全国に10の巨大スタジアムが整備されました。それによってJリーグの11クラブが使用していました。